事業概要

技術力と発想力で新たな製品を開発
国内では数少ないフロック加工の専門企業

パンジーはフロック加工(静電植毛)の専門企業です。素材の機能性を高める技術力や発想力で、新たな業界や製品分野を切り拓いています。

静電植毛のリーディングカンパニー

静電植毛は決して新しい技術ではありませんが、パンジーはその技術を発展させ、あらゆる素材に対して、ごく微細なナイロン繊維(パイル)を静電気によって高密度に植え付ける技術を磨いてきました。難しい形状に植毛する技術や、素材に新たな機能性をプラスする植毛技術が高く評価されています。今までにない製品開発への挑戦、それがパンジーの強みです。

多様な産業への応用

金属・プラスチック・木材・布・紙はもちろん、それ以外にも接着樹脂が塗布できる素材であれば、パンジーなら静電植毛が可能です。素材に植毛することで様々な機能性を付与・向上できることから、多様な産業への応用を目指し、新たな業界業種との共同開発を積極的に進めています。

高精度と高効率の追求

少数精鋭体制により自動化設備を積極的に導入し、常に高精度と高効率を追求しています。納期・生産数・品質で、今までにお客様にご迷惑をおかけしたことは一度もありません。化粧用具の場合、1アイテムの納入個数は年間100万〜2000万と膨大な数。「蓄積したノウハウ」や「データに基づいた細やかな調整」により、安定した品質と仕上りを実現しています。

持続可能な環境への応用

持続可能でよりよい世界を目指す国際的な開発目標のSDGs。パンジーでは、早い段階から周辺環境への配慮という企業責任を認識し、2004年(平成16年)には環境保全の国際規格であるISO14001を取得。のどかな田園風景に溶け込んだ、地域に優しい工場づくりを実現し、SDGsに貢献しています。

開発ヒストリー

スクロールできます
1967ヘアカーラー植毛
ヘアカーラーに植毛することにより、髪を巻きやすくすることを考案。
1970ベニア板植毛
家具の内装に植毛。
1972ウレタンフォーム植毛
パンジーパフ販売開始。
ウレタンシート植毛
化粧品メーカーに新商品として提案。採用され、翌年から量産開始。
1978リップグロスのチップ植毛
リップグロスのチップ植毛開始。
1979アルミ板植毛、鉄板植毛
アルミ板植毛(商品名:アルパイル)、鉄板植毛(商品名:サンベルベット)、製造開始。
1983プラスチック(PP)植毛
PP材に植毛する接着剤を開発。車両部品植毛を開始。
2000マスカラブラシ植毛
マスカラブラシの植毛品は世界初。

実用新案登録

考案名称登録番号交付年月日
家具類の抽斗登録第1074605号昭和50年 3月31日
化粧板およびその製造法登録第962216号昭和54年 7月20日
スエード調表面を有する金属板登録第1568484号昭和59年 9月12日
ヘヤーカーラー登録第1066063号昭和50年 1月23日
ふけ取りブラシ登録第1259580号昭和53年11月30日
頭部用マッサージャー登録第1864265号昭和59年 8月28日
クリーナー登録第1330143号昭和55年 5月30日
パフ登録第537467号昭和55年 5月30日
固形おしろい用化粧品パフ登録第1454202号昭和57年 9月29日
粉末塗布用パフ登録第1454203号昭和57年 9月29日
化粧パフ登録第1455590号昭和57年10月19日
化粧パフ用スポンジ材料登録第1486154号昭和58年 4月28日
化粧用パフ登録第1676145号昭和62年 4月22日
液状化粧塗料塗布用具登録第1360955号昭和55年 12月25日
液状化粧料塗布具登録第1407846号昭和56年 11月30日
液状剤の身体塗布具登録第1419251号昭和57年 2月26日
水性又は油性化粧料用のパフ登録第1567859号昭和59年 9月12日
液状化粧用パフ登録第3019755号平成 7年10月11日
吸水性スポンジ化粧用パフ登録第1788294号平成 1年 9月27日
含水性ポリウレタン化粧用パフ登録第1882683号平成 4年 1月14日

類似意匠登録

考案名称類似意匠登意匠権交付年月日
あかすり第1号 537467号昭和55年12月25日
マッサージ具第2号 537467号昭和57年 1月29日